

参考例1: 「Diamourの凍結融解速度シミュレーション」
※当社シミュレーション結果
凍結速度: -200,900 ℃/min. 、融解速度: 156,900 ℃/min.

参考例2: 「吸水型新規ガラス化保存デバイス(Diamour)のヒト胚凍結融解における有用性」
第37回日本受精着床学会・学術集会 2019年8月2日
東京⼤学医学部附属病院⼥性診療科・産科様
ヒト分割期胚の凍結融解後の生存率

ヒト分割期胚の凍結融解後の胚盤胞発生率

ヒト分割期胚の凍結融解後の良好胚盤胞率

ヒト胚盤胞の凍結融解後の再拡張率

参考例3: 「デバイスの違いによるマウス2細胞期胚および胚盤胞の凍結融解後の生存率と発生率」
※当社調べ(外部評価機関にて試験実施)
マウス2細胞期胚の凍結融解後の生存率

マウス2細胞期胚の凍結融解後の胚盤胞発生率

マウス胚盤胞の凍結融解後の生存率

マウス胚盤胞の凍結融解後の脱出胚盤胞発生率

参考例4: 「マウス成熟卵子のガラス化保存におけるKVSデバイスの有用性」
第37回日本受精着床学会・学術集会 2019年8月2日
北里大学獣医学部様
マウス卵子の凍結融解後の生存率

凍結融解後のマウス胚の卵割率

卵割後のマウス胚の収縮桑実胚発生率

卵割後のマウス胚の胚盤胞発生率

参考例5: 「Diamourにより凍結融解したマウス胚の産仔発生」
※当社調べ(外部評価機関にて試験実施)
マウス新鮮胚および凍結融解胚の移植後の妊娠率
(各胚20個ずつ、各々5個体に移植)

マウス新鮮胚および凍結融解胚の移植後の出生率
(各胚20個ずつ、各々5個体に移植)

参考例6: 「Diamour使用感アンケート」
※東京大学医学部附属病院女性診療科・産科様調べ
凍結操作 デバイス上への胚の載せやすさ(操作者4名の印象)




凍結操作 ガラス化液量の調整しやすさ(操作者4名の印象)




融解操作 融解液中の胚の見つけやすさ(操作者4名の印象)




学会発表・参考文献
学会発表
テーマ | 発表先 | 発表施設 |
---|---|---|
「KVS式ガラス化保存デバイス試作品でガラス化保存した胚の生存性」 | 第59回日本生殖医学会学術講演会 2014年12月5日 |
北里大学獣医学部 |
「胚培養士の負担軽減を目指した新規ガラス化保存デバイスの可能性」 | 第56回日本卵子学会学術集会 2015年5月31日 |
みやけウィメンズクリニック |
「新規ガラス化保存デバイス(KVSデバイス)の凍結・融解時におけるシミュレーション手法を用いた熱的挙動解析」 | 第33回日本受精着床学会・学術集会 2015年11月26日 |
三菱製紙株式会社 |
「新規ガラス化保存デバイス(KVSデバイス)のヒト胚凍結・融解における有用性」 | 第33回日本受精着床学会・学術集会 2015年11月26日 |
東京⼤学医学部附属病院 ⼥性診療科・産科 |
「閉鎖型KVS式ガラス化保存デバイス試作品でガラス化保存したマウス胚の生存性」 | 第33回日本受精着床学会・学術集会 2015年11月26日 |
北里大学獣医学部 |
「KVSを応用した超急速ガラス化保存デバイスの開発」 | 第34回日本受精着床学会・学術集会 2016年9月16日 |
北里大学獣医学部 |
「開放型KVSデバイスによるマウス胚の超急速ガラス化保存」 | 第35回日本受精着床学会・学術集会 2017年7月20日 |
北里大学獣医学部 |
「KVSデバイスによるマウス卵子のガラス化保存におけるAntifreeze proteinの効果」 | 第60回日本卵子学会学術集会 2019年5月25日 |
北里大学獣医学部 |
「マウス成熟卵子のガラス化保存におけるKVSデバイスの有用性」 | 第37回日本受精着床学会・学術集会 2019年8月2日 |
北里大学獣医学部 |
「吸水型新規ガラス化保存デバイス(Diamour)のヒト胚凍結融解における有用性」 | 第37回日本受精着床学会・学術集会 2019年8月2日 |
東京⼤学医学部附属病院 ⼥性診療科・産科 |
「KVSデバイスでガラス化保存したマウス2細胞期胚の胚盤胞への発生能」 | 第64回日本生殖医学会学術講演会 2019年11月8日 |
北里大学獣医学部 |
参考文献
論文名 | 掲載誌 | 著者 |
---|---|---|
Efficient vitrification of mouse embryos using the Kitasato Vitrification System as a novel vitrification device | Reproductive Biology and Endocrinology (2017) 15:29 | Momozawa K., Matsuzawa A., Tokunaga Y., Abe S., Koyanagi Y., Kurita M., Nakano M., Miyake T. |
A new vitrification device that absorbs excess vitrification solution adaptable to a closed system for the cryopreservation of mouse embryos | Cryobiology 88 (2019) 9-14 | Kenji Momozawa, Atsushi Matsuzawa, Yukio Tokunaga, Nagisa Ohi, Miyuki Harada, Yutaka Osuga |
Preclinical validation of the new vitrification device possessing a feature of absorbing excess vitrification solution for the cryopreservation of human embryos | The Journal of Obstetrics and Gynaecology Research 46(2) (2020) 302-309 | Nozomi Takahashi, Miyuki Harada, Nagisa Oi, Gentaro Izumi, Kenji Momozawa, Atsushi Matsuzawa, Yukio Tokunaga, Tetsuya Hirata, Tomoyuki Fujii and Yutaka Osuga |
Usefulness of vitrification device having vitrification solution absorber for cryopreservation of mouse embryos at the blastocyst stage | Japanese Journal of Veterinary Research 68(1) (2020) 63-68 | Abe Shiori, Koyanagi Yumi, Nakano Marina, Sasaki Miku, Matsuzawa Atsushi, Yoshida Kakeru, Tokunaga Yukio, Momozawa Kenji, Miyake Takao |

仕様に関するご質問
なぜ、ガラス化液を吸収するのですか?
吸収体表面に多数の小さな穴が開いており、毛細管現象でガラス化液を吸収します。
なぜ、ガラス化液を滴下した部分だけ、胚が可視化するのですか?
吸収体の小さな穴の中にガラス化液が充満することで、吸収体内部の光散乱が抑えられ、吸収体の光透過性が向上することで胚が可視化します。
吸収の際の引圧により、胚に影響はないですか。
社内外の施設で評価を行い、成績に問題がないことを確認しております。
吸収体に吸収されたガラス化液が融解液中に持ち込まれることで、胚に影響はないですか。
社内外の施設で評価を行い、成績に問題がないことを確認しております。
デバイス1本当たり、何個の胚を凍結することができますか。
推奨載置個数は、3個以内です。
ケーンに何本収納できますか?
4本収納可能です。
使用期限はありますか?
使用期限は3年間です。個装箱のラベルに使用期限を記載しております。
使用方法に関するご質問
明らかに多い量のガラス化液を滴下してしまった場合、どうすればよいでしょうか。
吸収体の吸収容量が大きいため、ほとんどの場合問題ありませんが、もし気になられるようでしたら、不要なガラス化液をピペット等で吸い上げてください。また、吸収体をピペットの先端で優しく触ることで、吸収性を高めることができます。
液体窒素に投入する好ましいタイミングはいつですか?
ガラス化液が吸収され、胚の輪郭が見えた時点で投入してください。孵化途上胚や孵化胚等、融解時の剥がれに問題が起きやすい胚を用いる場合は、上記より早めのタイミングで、ガラス化液を少し多めに残して凍結していただくと、胚の剥離が促されます。ガラス化液吸収後に長い時間放置してしまうと、胚が乾燥する場合がありますので、ご注意ください。
練習の時など、デバイスを再利用することは可能ですか?
使用後は特性が変化してしまうため、再利用はできません。
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