三菱製紙 統合報告書2024
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 当社グループの諸活動についての基本となる考え方を「三菱製紙グループ企業行動憲章」として定め掲げています。これは当社グループのすべての役職員に適用されるもので、日々の活動においてよるべき指針としています。参考サイトはこちら企業行動憲章参考サイトはこちら三菱製紙グループ人権方針70コーポレート・ガバナンス●コンプライアンスに関する研修 2023年度は国内グループ会社全職員に対し、ハラスメント撲滅をテーマにし、全ての職場においてハラスメントを無くすための方策につき考え議論を行ないました。参加者は、2,893名でした。2024年度はデータ改ざん等をテーマに全社研修を実施中です。●コンプライアンス推進リーダー研修 当社グループは、コンプライアンス推進リーダーを14名(2024年9月現在)選任しており、グループ全体のコンプライアンスへの職責を負うとともに、定期的にコンプライアンス向上へ向けた検討会を実施しております。2024年3月には社外監査役を講師に招聘しての研修会を実施する等、コンプライアンス向上へと取り組んでおります。●内部通報システム 当社グループは、社内・社外のホットラインを設置し、当社国内グループで働く全ての役員および従業員(パートタイマー、派遣社員等並びに1年以内の退職者を含む)が利用できるようにしています。ホットラインの通報は、当社内部監査部または社外の専門会社に直接通報できる制度としており、秘密厳守の上、経営トップへ伝達されるようにしています。また、通報状況は定期的に開催されるコンプライアンス委員会において確認を行い、取締役会へ報告しています。●人権デューデリジェンスの実施 三菱製紙グループはグループ人権方針に基づき、人権状況の確認と推進を図るいわゆる人権デューデリジェンスを実施しております。2023年に社内外の各関係者の人権の状況を確認し、疑義が認められた場合には再調査や人権促進等の必要な措置を行なうこととしております。企業行動憲章■ コンプライアンス 社会から信頼をいただき、それに応えていく企業であり続けるために、コンプライアンスを重視した企業風土を醸成するとともに、インテグリティを推進し、役職員の意識の向上に努めています。私たちは、法令遵守だけでなく、高い倫理基準と誠実さを持った行動を大切にし、これによりステークホルダーからの信頼を深め、持続可能な成長を目指します。

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