❶ 森林認証制度およびCoC認証制度を活用した証明方法(FSC®認証材、FSC®管理木材)❷ 個別企業などの独自の取り組みによる証明方法(管理木材) ❷では、木材が「FSC®管理木材調達のための規格(FSC-STD-40-005)」に従って管理されていることを確認しています。なお、この規格に準拠した確認方法は右記となります。きました。また、国内社有林でのFM認証の取得も進め、岩手県岩泉町、青森県七戸町、福島県西郷村の社有林にて森林認証を取得しています。また、2017年10月にSDGsとFSC®の支持拡大を呼びかける「SDGsとFSC®認証に関するバンクーバー宣言」がFSC®総会で発表され、当社はその主旨に賛同し、国内外企業57社とともに署名しておリます。認証製品用のラベル(見本)80%100%原料木材チップの原産国参考サイトはこちら資材購買の基本方針ベトナム25%0%50%100%0%日本31%20%40%60%タイチリその他23%8%13%60FSC®C021528FSC®管理木材社会・地域・人とのつながりFSC®森林認証制度 FSC®森林認証は、経済、環境、社会的な観点から責任ある森林管理を審査・認証するとともに、その森林で生産された木材および木材製品や、その他リスクの低い木材を使用した製品にラベリングすることを通じて世界の森林を健全にすることを目的としています。2001年に八戸工場で製紙工場として日本で初めてCoC(加工・流通)認証を取得し、FSC®森林認証紙の生産を始めました。その後、国内の工場で順次CoC認証を取得し、認証製品の品種拡大を行って合法性および適正管理の確認方法 木材チップおよび木材パルプは、下記のいずれかの方法で合法かつ適正に管理された森林からの木材に由来することを確認しています。2023年度の原料木材調達状況 2023年度に調達した木材チップおよび木材パルプは、すべて合法かつ適正に管理された森林からの木材に由来することが確認できています。2023年国内材比率の業界平均値:26.7%(日本製紙連合会資料より)原料木材の種類FSC®認証材18%木材チップ / パルプに関する情報収集トレーサビリティレポートで原産地、木材の種類、森林の管理方法などを把握する原産地を証明する書類(輸送や売買に関する書類など)を確認する供給業者の監査を定期的に行い、書類の信頼性を確保するリスク評価(必要な場合にはリスク低減措置を実施する)木材の原産地が下の(A)~(E)に関して低リスクである事を評価・確認する(A)違法伐採(B)伝統的権利および人権の侵害(C)森林の高い保護価値への脅威(D)人工林や森林以外の用途へ自然林の転換(E)遺伝子組み換え樹木リスク評価の結果についてFSC®認証機関の監査を受ける82%■ 持続可能な原材料調達 三菱製紙グループは紙の主原料である木材チップの調達を通じて、森林資源を有効かつ効率よく利用し、適正に管理された森林よリ産出された原料のみを購入することで、責任ある調達を実施しています。
元のページ ../index.html#60