三菱製紙 統合報告書2024
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塩 水123機能性不織布関連事業の深化と拡大エレクトロニクス関連分野の事業拡大主力製品のインクジェット用紙、感熱紙の拡販事業戦略事業戦略事業戦略淡水水処理膜基材水処理膜基材  ※DFR:ドライフィルムレジスト通信機器向けに規模拡大濃縮水コンデンサの分解図24ポリアミド膜ポリアミド膜ポリスルホン膜ポリスルホン膜安全かつ快適なサステナブル社会の実現に貢献する機能性不織布関連事業の売上を25億円上乗せ(2022年3月期75億円 → 2025年3月期100億円)⃝水処理膜基材事業RO膜断面図• 海外での水ビジネス需要増と高度な 不織布生産技術に根差した競争力により拡大•特殊繊維を使用した機能性膜への展開蓄電デバイス用セパレータおよび電子工業材料合計の売上を20億円上乗せ(2022年3月期15億円 → 2025年3月期35億円)⃝蓄電デバイス用セパレータ事業(新抄紙機稼働)• 高砂13号抄紙機の営業運転を開始し、自動車・省エネ・機能商品事業部の主力製品であるインクジェット用紙、感熱紙のラインナップ拡充⃝インクジェット用紙の拡販• ラベル用途や産業用インクジェットなどデジタル分野の需要取り込み 海外市場のコスト要求に対応した製品のラインナップを強化し拡販セパレータ正負極の分離電解液保持電極中期経営計画(2023年3月期~2025年3月期)⃝フィルター事業• 室内換気と環境対策の省エネルギーを両立できる 全熱交換器の世界的な需要伸長に即した全熱交換素子事業の拡大⃝新規不織布領域への参入• 耐火・耐熱・不燃・軽量をコンセプトとした超耐熱ガラス繊維不織布の上市と展開• 機能性濾材等の開発による事業領域の拡大⃝特殊DFR※を起点とした電子工業材料事業• 感光材料で培った高い開発技術体制により、情報通信 技術の高度化に伴うエレクトロニクス関連素材加工用途での規模拡大⃝感熱紙の拡販• 堅調に推移しているPOSレジ市場向け商品のラインナップを強化し拡販•物流ラベル分野のライナーレス(台紙無し)化※を市場に提案、新たな市場を開拓 ※2024年3月発表:再湿糊型ライナーレスラベルWater Thermal®(ウォーターサーマル)具体的な事業戦略

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