三菱製紙 統合報告書2024
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 このような中で迎えた2024年3月期は、中期経営計画の基本方針の一つである「選択と集中」、「新事業拡大」による収益力強化を進めた結果、売上高は1,935億円、連結営業利益は2023年3月期の10億円から44億円増加の54億円を実現できました。目標として掲げていた60億円にはわずかに届きませんでしたが、中期経営計画目標値の75億円達成に向けて確かな手ごたえを感じられた1年でありました。営業利益率も2023年3月期の10価値創造ストーリー■■■■■■■■■■■■■■■ 新型コロナの影響が落ち着きを見せ、社会活動の正常化やインバウンド需要の復活によって日本経済は回復基調にあります。しかし一方でロシア・ウクライナ戦争の長期化、中東情勢の緊張などによる原燃料価格の高止まり、世界的な金融引き締めに伴う影響、中国経済の先行き懸念、為替変動など、当社を取り巻く環境は不確実性の高い状況が続いています。トップメッセージ代表取締役社長 社長執行役員今までにない大規模な組織改革を実行大幅な組織改革により競争力・収益性が向上、次のステージに向けてさらなる飛躍を目指します

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