バイオレットディジプレート
VDP-F
ポリエステルをベースに、親水層、感光層を配置。三菱製紙独自の画像形成技術を採用しています。
VDP-Fの仕様
| ベース | ポリエステル |
|---|---|
| プレートの厚み | 0.2mm |
| 耐刷枚数 | 20,000枚（印刷条件に依存） |
| 供給携帯 | 45mロール |
適合プレートセッター
VDP-CF3070s
VDP-µ
アルミベースのCTPシステム VDP-µ（ミュー）システムは、ご好評頂いておりますSDP-αシステムを更に進化させた環境負荷の低減、コストの軽減、メンテナンス負担の軽減を実現した新しいCTPシステムです。
- 環境負荷の低減
- 製版コストの低減
- 自動現像機メンテナスの負担軽減
現像処理が従来の３液処理から１液処理に減少し、処理液の交換サイクルも従来の２倍に伸びました。従来システムの５分の１の廃液量となり環境負荷の低減を実現しました。
１液処理への変更と処理液運用方法の変更により処理液コストおよび廃液処理コストの軽減を実現しました。
１液処理のため自動現像機の液槽も従来の３槽から１槽に減り、従来必要とされた補充液についても不要となりました。液交換時の自動現像機の汚れも軽減していますのでメンテナンス作業が軽減されました。
システム概要
適合プレートセッター
三菱製紙「VIPLAS」、ハイデルベルグ「Prosetter」
※ 機械によっては適合出来ない場合がありますのでお問い合わせください。
自動現像機
三菱製紙「P-µ LC850」
※ SDP-αシステムの自動現像機ではVDP-μプレートは処理出来ません。
プレート
三菱製紙「VDP-µ 150/200/240」
処理液
三菱製紙「VDP-µ WLJ」
プレート VDP-µの仕様
| 画像形成方式 | 重合型フォトポリマー（ネガ） |
|---|---|
| 露光光源 | Violetレーザー（405nm） |
| 処理工程 | 露光 → プレヒート → ケミカル処理 → 乾燥 |
| プレートの厚み | 0.15mm 0.20mm 0.24mm |
| セーフライト | イエロー 500nmカットオフ |
| 耐刷枚数 | 20万枚（印刷条件に依存） |
| 接続RIP | 200lpi：2〜98％（プレートセッターに依存） |
| インキ適合性 | 市販の一般インキ、減感インキ、UVインキ |
| 修正 | 一般PS版用の修正ペン |
処理液 VDP-µ WLJの仕様
| 形態 | ポリタンク20リットル入り |
|---|---|
| 使用方法 | 原液使用 |
| 処理能力 | 20m2／リットル |
| 交換サイクル | 800m2処理もしくは２ヶ月使用で交換 |
自動現像機 P-µ LC850の仕様
| 処理工程 | プレヒート → ケミカル処理 → 乾燥 |
|---|---|
| 通紙幅 | 200〜850mm |
| 通紙長さ | 290〜1180mm |
| タンク容量 | 処理槽：23リットル サブタンク：17リットル |
| 蒸発補充 | 処理液の蒸発分を水補充 |
| 外形寸法(WxDxH) | 1,300×1,290×1,140mm（フィードテーブル除く） |
| 重量 | 255kg（処理液を除く） |
| 消費電力（供給電源） | 2700W（単相200V 20A） |
※仕様については変更されることがあります。
シルバーマスター
簡単にコピー感覚で完全版下からダイレクト製版
それがダイレクト製版方式のシルバーマスターシステムです。
抜群のコストパフォーマンスを誇るシルバーマスターシステムは以下の特長を有しています。
- 特長1
- 特長2
- 特長3
版下からフィルム工程なしで、直接オフセット印刷用刷版ができますので工程の大幅短縮とコスト削減が実現します。
画像再現性と安定性に優れた銀塩写真技術を採用していますので高品質な刷版が得られます。
ポリエチレンコート紙ベースとポリエステルフィルムベースの2種のタイプと豊富なサイズをそろえていますので、チラシ印刷から新聞印刷、ビジネスフォーム印刷、カード印刷など多様な仕事に柔軟に対応します。
シルバーマスターラインナップ
| 製品名 | ベース | 厚み | 標準耐刷 |
|---|---|---|---|
| SLM-RⅢ | ポリエチレンコート紙 | 0.2mm | 10,000枚 |
| SLM-FⅢ | ポリエステルフィルム | 0.2mm | 20,000枚 |
※耐刷性能は原稿の条件、印刷機の条件により異なります。
サーマルレーザーフィルム
TRF-IR830
- サーマルレーザー感熱方式の製版用フィルム
830nmの赤外線レーザー光による感熱反応により画像を形成。
- スクリーン、フレキソ、レタープレス、液体樹脂版の製版に最適
D-max 4.0～3.5の十分な黒化濃度とUV透過性。
- 推奨サーマルイメージャーはKodak Trendsetter Q800/400DIALIBRE
ドラム露光方式の採用により、優れた画像再現性と出力寸法精度を実現。
従来のイメージセッター/銀塩フィルム製版システムの置き換えに最適。
特長
- 高画質・高精度
レーザー露光方式により、1～99％(200lpi時）の高画質・高精度かつ常に安定した画像再現性を有します。
- 処理薬品を一切使用しないプロセスレスドライタイプフィルム
薬品のコンディションなどに左右されないため、常に安定したフィルム出力を実現。
廃液の処理/回収が一切不要で、環境にもやさしいシステムです。 - 耐傷性や耐薬品性に優れ、耐久性が高い
フィルム膜面の保護層の効果によって傷付きに強く、清掃時に使用するアルコールやクリーナーに対しても優れた耐久性を発揮します。
必要に応じオペークペンの使用やマジックぺンの書き込み/消去など、製版作業時のハンドリングも容易で、繰り返し製版ももちろん可能です。
- 出力時にデブリや臭気が発生せず、高効率で快適な作業環境
デブリ（フィルム表面を汚す原因物質）が発生せず、清掃頻度の低いクリーンなフィルムを出力できます。不快な臭いや浮遊物質も発生せず、労働環境にもやさしいシステムです。
層構成
出力プロセス
スペック
| イメージャー★ | 推奨するサーマルセッター |
|---|---|
| 適応光源★ | 830nm 赤外線レーザーダイオード |
| 出力画像濃度* | D-max 4.0～3.5 |
| 画像再現性* | 1～99% @ 200Lpi（使用するイメージャーに依存します） |
| シートサイズ | 350x500mm～838 x 1123mm 厚み=195μm |
| セーフライト | 標準的な室内灯下での取り扱いが可能 |
| 保管条件 | 未露光フィルムは40℃を超えない冷暗所(0～25℃)において貯蔵。 |
